快気祝いなどのお返しを頂いた場合のお礼の手紙の書き方・文例



お見舞いに関するマナー

 

 

表題は「相手が退院」してからのテーマですが、流れの一環という事で、最初にお見舞いのマナーについておさらいをしておきましょう。

 

入院、長期療養を伴う疾病などのお見舞いについてはマナーがあります。こうしたマナーに欠けたお見舞いだと、後々もちょっとギクシャクしてしまうかもしれません。

 

基本的にお見舞いは、病気にかかった人、怪我を負った人を訪問して慰めたり、励ましたりすることを指しています。それ以外にも、お見舞いから転じ、大変な状況にある人、頑張っている人を訪れて、励ましたりすることにも見舞いという言葉を使います。

 

お見舞いの代表的な品物は「花」と「果物」でしょう。鉢植えの花は「根付く・ねつく」ということで嫌われるので注意しましょう。果物についても、病気や怪我の状態で本人が食べられない場合があるので事前に確認しましょう。

 

病院によっては、お見舞いに生花を持ってくるのは、感染症の原因になる可能性があることから断られることもあるようです。事前に病院に確認したほうがいいかもしれません。

 

お見舞いのタイミングですが、基本的に入院直後は避けましょう。先方の様子が確認できてからお見舞いに行くようにしてください。手術をする場合はその前後は避けるようにしましょう。

 

また、病気や怪我の様子については、患者の家族や病院に尋ねてから行くようにしましょう。同時に多人数で行くのは、病人にもご家族にも迷惑になりやすく、特に個室ではない場合は、同室の患者さんへの配慮も必要です。お見舞いは「とにかく行く」のではなく、こうした配慮が必要です。