お見舞いの品物

補足ですが、お見舞いに行く場合の最も適したタイミングは、病状が落ち着いてきて、回復に向かい始めている頃です。長期療養になる場合のお見舞については、患者の家族と相談して決めたほうがいいでしょう。
さて、表題は「快気祝いなどのお返しを頂いた場合」ということですから、何かしらのお見舞いの品物を渡していることになります。前項でも少し触れましたが、このお見舞い品にも常識マナーがあります。
お見舞いの品は「花」、「果物」がやはり一般的なようです。花束は花瓶がない場合もあるので、花瓶も一緒に贈るか、そのままで飾ることができるフラワーアレンジの方がお勧めです。ただし、置く場所にも制限があるので、あまりに大きいものは控えましょう。
相手の病状によって食事制限がかかっている場合もあるので、メロンなどの「果物」を贈る場合にはあらかじめ家族などに様子を確認してからにしましょう。
また、最近はお見舞いに現金を持参する人が増えています。この場合は市販の見舞用袋、もしくは白い封筒に入れて渡しましょう。お見舞いを現金にした場合、お見舞いのお返しは現金の半額を商品券などになることが多いようです。言ってみれば「約束事」としてわかりやすいということでしょう。
花束の場合などはちょっと金額的にあいまいですから、何かお礼の品ということになるようです。